ダンツストロング（1985年生、母ゴダイアサシ）

Dantsu Strong

1985.03.30

ダンツストロング（1985年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグランデイ（当時13歳）と交配したゴダイアサシが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）チトセ牧場。戦績は、中央平地9戦2勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳400万下。

経歴

デビュー前

梶与三男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

8月23日、デビュー戦は上野清章騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

9月6日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて、最後は2着のダテノミサを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（1988年）

5月1日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るキョウエイサルボを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

5月15日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、4歳400万下のあやめ賞（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

6月5日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、4歳900万下の白藤賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は上野清章騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4歳（1989年）

7月15日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から46kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上400万下の不知火特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた8戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。