キョウエイサルボ（1985年生、母フォーレストバース）
Kyoei Salvo
1985.04.21
キョウエイサルボ（1985年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時11歳）と交配したフォーレストバースが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）川越牧場。戦績は、中央平地26戦1勝2着3回、地方24戦0勝。1987年の福島3歳ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1987年）
7月18日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。
7月26日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。
9月6日、中3週で迎えた4戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1000m 雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
10月3日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。
10月11日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。
10月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安達昭夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のワンダードミネートに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。
11月22日、中3週で迎えた8戦目は、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安達昭夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。
3歳（1988年）
4月2日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、トーワフジに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
4月17日、中1週で迎えた10戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。
5月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳400万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ダンツストロングに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。
5月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳400万下のこでまり賞（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。
6月25日、中4週で迎えた13戦目は、4歳400万下（中京芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったシロキタジョイに詰め切れず、1馬身差の2着となった。
7月3日、連闘で迎えた14戦目は、4歳400万下のえのき賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。
9月10日、中9週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上400万下の箕面特別（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。
9月18日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。
10月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。
10月23日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。
10月29日、連闘で迎えた19戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の久慈川特別（福島芝1200m 小雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
11月12日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上400万下の摺上特別（福島ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。
12月4日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。
12月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。
4歳（1989年）
2月19日、中8週で迎えた23戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
3月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、5歳以上400万下の鳳来寺山特別（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。
4月29日、中7週で迎えた25戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。20頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。
6月17日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京芝1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。
9月23日、約3か月半の休み明けで迎えた27戦目は、北野天洋騎手を鞍上に迎えて、一般B1（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月22日、中3週で迎えた28戦目は、宮路洋一騎手を鞍上に迎えて、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月30日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、田中譲二騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月10日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた30戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮路洋一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月31日、中2週で迎えた31戦目は、竹内昭利騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳（1990年）
1月20日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中譲二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
1月29日、連闘で迎えた33戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、雪割草特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。
3月4日、中4週で迎えた34戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月12日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月31日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮路洋一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月28日、中3週で迎えた37戦目は、鏡川特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今村賢治騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月27日、中3週で迎えた38戦目は、からたち特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月2日、連闘で迎えた39戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月25日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今村賢治騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月7日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中譲二騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月13日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた42戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中譲二騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月3日、中2週で迎えた43戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は今村賢治騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月8日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた44戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月4日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた45戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月19日、中1週で迎えた46戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中譲二騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月28日、中5週で迎えた47戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は今村賢治騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6歳（1991年）
1月7日、中0週で迎えた48戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月20日、中1週で迎えた49戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C5-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月29日、連闘で迎えた50戦目は、伊原昭浩騎手を鞍上に迎えて、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。