シアトルハンド（2001年生、母アーリーバード）

シアトルハンド（2001年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アメリカの都市名＋手」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアダブリン（当時10歳）と交配したアーリーバードが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨミネ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害5戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

1月11日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

2月8日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

3月21日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた4戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

6月13日、中7週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた5戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。14着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた6戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2005年）

2月5日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のランドミラクルに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月26日、中1週で迎えた9戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。