ダイワリアル（1992年生、母マリーテイスティ）

経歴

デビュー前

2歳（1994年）

12月4日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したサクラキャンドルにクビ差届かず2着となった。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3歳（1995年）

1月29日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。

2月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた6戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/不良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシークレットアイに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月13日、中8週で迎えた7戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

6月10日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の積丹特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（1996年）

1月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

3月2日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のリキアイシルバーに1馬身3/4の差をつけて2勝目をマークした。

3月24日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下の房総特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のハマチドリをハナ差振り切って3勝目を獲得した。

6月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（4戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。