ユアライフスタイル（1999年生、母マイライフスタイル）

ユアライフスタイル（1999年5月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時7歳）と交配したマイライフスタイルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地16戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

14歳のとき、社台ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、土井牧場によって105万円で落札された。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

10月6日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

10月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったキタサンオウドウに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

1月19日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のクリノマチルダを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月28日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた7戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた8戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

11月2日、中5週で迎えた9戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。

11月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた11戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

4歳（2003年）

4月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着に入った。

5月10日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のレインボーリバイブをハナ差振り切って優勝

8月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月23日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るマニエラを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

9月27日、中4週で迎えた16戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の新涼特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。