トウザイイチバン（1990年生、母トーニチクイン）

トウザイイチバン（1990年6月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時14歳）と交配したトーニチクインが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は宇部佳典。戦績は、地方19戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年のアラ系4歳以上A4。

経歴

デビュー前

小筆昌厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1992年）

10月15日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は477kg。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のガーベラ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の赤松特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

3歳（1993年）

5月31日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、アラ系一般C3二（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた5戦目は、松浦裕之騎手を鞍上に迎えて、本郷特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系一般C3二（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノファーストに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月19日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系一般C2 C3一（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルダイドウからクビ差の2着となった。

8月11日、中2週で迎えた8戦目は、潮騒特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1994年）

2月16日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた9戦目は、田中道夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系5歳以上C5 C6（園田ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガミソプラノから1馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系5歳以上D4 D5（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中道夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオネアジョーからアタマ差の2着に甘んじた。

4月6日、中4週で迎えた11戦目は、アラ系5歳以上D1 D2（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中道夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビワコレディーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月27日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系5歳以上C1（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中道夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサチエノサンダーに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月26日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上B4（園田ダート1630m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中道夫騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた14戦目は、たんなん茶の花特別（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中道夫騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上C3（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中道夫騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のユウデンギクに半馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

7月26日、中3週で迎えた16戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B4（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったニュープリンスから1馬身差の2着となった。

8月24日、中3週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上A4（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は田中道夫騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデントライに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

9月21日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上A3（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中道夫騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1995年）

6月20日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上A5（園田ダート1630m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。