サンアソシエ（2012年生、母ヒシレイホウ）

サンアソシエ（2012年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「太陽＋仲間、協力者（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のカンパニー（当時11歳）と交配したヒシレイホウが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）カミイスタット。戦績は、中央平地2戦0勝、地方35戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年の一般C25。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カミイスタットから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、浜本牧場によって105万円で落札された。

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

7月19日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた2戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた3戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、南部杯カウントダウン23（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、パスレルに交わされて1馬身差の2着となった。

9月26日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

10月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったパープルローズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月31日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた8戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームキンシンに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月14日、連闘で迎えた10戦目は、希望郷いわて国体開催記念北上市賞（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で木村暁騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で木村暁騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（11戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したナロウゲートに半馬身届かず2着となった。

4歳（2016年）

1月2日、連闘で迎えた17戦目は、ちゃんこ太五郎賞（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた18戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

2月2日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた20戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモプラナスに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月16日、中1週で迎えた22戦目は、ミドリハコベ特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた24戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

5月18日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた27戦目は、金シャチプレミアムラウンジ記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた28戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ネオヴァルカスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた29戦目は、かくちん誕生日カップ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた31戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

8月19日、中1週で迎えた34戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

10月9日、中5週で迎えた36戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた37戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。