ユーカリフラワー（2003年生、母ハツノジョニー）

ユーカリフラワー（2003年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ユーカリの花」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時16歳）と交配したハツノジョニーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の城南会杯(一般C10)。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

4月23日、デビュー戦は加藤士津八騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

10月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

11月6日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた3戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C29（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のユウギエムを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた4戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、松井洸輔誕生記念（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、公営競技はどこへ行く賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

4歳（2007年）

2月12日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、泰士バースデー記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、川松アナ特報サイト就任記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したハミルトンダンサーにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月22日、中2週で迎えた10戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマグマエールに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月17日、中3週で迎えた11戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したマユネキンタローにアタマ差届かず2着となった。

7月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったココネオグランビアに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は花本正三騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマツケンパワーに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

8月15日、中3週で迎えた16戦目は、アカシア特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、城南会杯（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイファーラブリーを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って4勝目を奪取した。

9月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般C9 12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスズカリーガルに1馬身の差をつけて優勝

9月26日、中1週で迎えた19戦目は、竜神特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で花本正三騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で花本正三騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったホープフルリコーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月9日、中3週で迎えた21戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（10戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハミルトンダンサーをアタマ差だけ差し切って断然の支持に応えた。

12月13日、中1週で迎えた23戦目は、北アルプス特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（11戦5勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

5歳（2008年）

1月1日、中2週で迎えた24戦目は、楽天競馬杯（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（12戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサイキョウキロクを強烈な末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

1月10日、連闘で迎えた25戦目は、福寿草特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた26戦目は、倉山湊成二歳記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた27戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。