ギムレットローズ（2010年生、母レインボーファスト）

ギムレットローズ（2010年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時11歳）と交配したレインボーファストが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2012年）

12月7日、デビュー戦は沢田龍哉騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったモーニングローリーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

3歳（2013年）

1月9日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るメジャールージュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月2日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したダイバリュウジンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で沢田龍哉騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた8戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の西瓜特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（7戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のテンショウアイをアタマ差振り切って2勝目を掴み取った。