サンデーロウリュウ（2021年生、母ピカバ）

サンデーロウリュウ（2021年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスノードラゴン（当時13歳）と交配したピカバが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファーミングヤナキタ。2024年の梅桜賞(牝)に勝利した他、2024年のネクストスター中日本で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ファーミングヤナキタから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐藤友哉によって275万円で落札された。

斉藤正弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

4月19日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は422kg。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた2戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月9日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦の静内産馬カーニバル賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は阪野学騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

9月7日、中3週で迎えた6戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の名古屋モーニングフィーバー31（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、トリマゴオーカンに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の憧子乗馬始めるってよ記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のニシキビブラビブレをハナ差振り切って初白星を挙げた。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のオクトーバーフューチャー戦（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は細川智史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

10月31日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、2歳戦のオータムフューチャー戦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウルラニに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月28日、中3週で迎えた10戦目は、2歳戦のノベンバーフューチャー戦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイセントロワに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月30日、中4週で迎えた11戦目は、2歳オープンのライデンリーダー記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2024年）

1月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンの新春ペガサスカップ（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で細川智史騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳オープンの梅桜賞（名古屋ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で細川智史騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカピタンを半馬身振り切って優勝

デビュー前

1歳のとき、ファーミングヤナキタから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐藤友哉によって275万円で落札された。

宇都英樹厩舎（愛知）へ入厩。

2月26日、デビュー戦は細川智史騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメジロ特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての8番ゲートからスタート。競走除外となった。

3月12日、中5週で迎えた14戦目は、3歳戦のハヤブサ特別（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で細川智史騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

3月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳オープンのネクストスター中日本（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で細川智史騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月11日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳オープンの東海クイーンカップ（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で細川智史騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた17戦目は、3歳オープンの駿蹄賞（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で細川智史騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた18戦目は、3歳オープンの東海優駿（名古屋ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で細川智史騎手（11戦2勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

4歳（2025年）

2月13日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で細川智史騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

3月14日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、がんばれ!愛知・岐阜・三重の酪農応援賞（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で細川智史騎手（13戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で細川智史騎手（14戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したフェルクアーサーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で細川智史騎手（15戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のアオレレをハナ差振り切って4勝目を手にした。

6月5日、中3週で迎えた23戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で細川智史騎手（16戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた24戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で細川智史騎手（17戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた25戦目は、青海原賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で細川智史騎手（18戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、ペルソナに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月20日、中3週で迎えた26戦目は、一般B5（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で細川智史騎手（19戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したシンコーマーチャンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。