アラマサカイセイ（1999年生、母アラカイセイ）

アラマサカイセイ（1999年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のソヴィエトスター（当時15歳）と交配したアラカイセイが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、地方25戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

12月8日、デビュー戦は柿元嘉和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた2戦目は、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったホクセツクィーンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3歳（2002年）

1月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

2月9日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

4月21日、中9週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のスナークバクシンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（4戦1勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（5戦1勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4歳（2003年）

6月18日、約13か月の休み明けで迎えた9戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた11戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

7月24日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月2日、中1週で迎えた14戦目は、一宮温泉まほろばの湯特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

9月11日、連闘で迎えた15戦目は、夢千代の里湯村温泉特別（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトクノステージワンに3馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジャックブーケに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月15日、中2週で迎えた17戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B1-3（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 小雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

12月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、吉川温泉よかたん特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

12月11日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた21戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったパープルシャドウにねじ伏せられて6馬身差の2着となった。

12月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

5歳（2004年）

1月15日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平岩潤一騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平岩潤一騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

7月19日、約5か月半の休み明けで迎えた25戦目は、岩永健二騎手を鞍上に迎えて、ミッドサマー特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月29日、中0週で迎えた26戦目は、千ヶ峰特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永健二騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた27戦目は、市制50周年小野ひまわり特別（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B2-2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

11月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

12月7日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた30戦目は、吉川特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた31戦目は、氷上牛乳丹波路特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

6歳（2005年）

1月11日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平岩潤一騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた33戦目は、4歳以上B3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平岩潤一騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。