ルビーライト（1986年生、母ダイテンセンジユ）

ルビーライト（1986年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のスマノダイドウ（当時16歳）と交配したダイテンセンジユが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は橋本寛敏。戦績は、中央平地9戦1勝、地方33戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

6月18日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた2戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のサザンクイーンに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月30日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳300万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのアラブ3歳特別（小倉芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3歳（1989年）

4月23日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（新潟ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上300万下（新潟ダート1200m 晴/重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上300万下（新潟芝2000m 外回り曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で横山雄一騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上300万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横山雄一騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい6着に終わった。

8月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーケホープから1馬身半差の2着に敗北した。

9月3日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた11戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキンポーペガサスに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月9日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキンポーペガサスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月30日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で頼本盛行騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーロシヤンから1馬身半差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で頼本盛行騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサントウザイに3馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

12月5日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で頼本盛行騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で頼本盛行騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1990年）

1月1日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で頼本盛行騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサントウザイに1馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

1月21日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で頼本盛行騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた20戦目は、福田三郎騎手を鞍上に迎えて、D6 E1（園田ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキツシヨーヒーローから1馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、尾原強騎手を鞍上に迎えて、アラ系5歳以上D3 D4（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系5歳以上D6（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾原強騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤジユタカオーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月4日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系5歳以上D2（園田ダート1630m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾原強騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系5歳以上D2（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾原強騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアタツクリユウから3/4馬身差の2着となった。

4月30日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系5歳以上C6（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾原強騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた26戦目は、市島町愛育特別（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾原強騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた27戦目は、海の町竹野特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で尾原強騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた28戦目は、天と地と特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾原強騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた29戦目は、B C（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾原強騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、荻田恭正騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた31戦目は、渡邉貞夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は荻田恭正騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のホクヨウホマレに1馬身半の差をつけて優勝

12月22日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡邉貞夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1991年）

1月5日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は荻田恭正騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で荻田恭正騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月9日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻田恭正騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻田恭正騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系5歳以上C5 D1（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は尾原強騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月21日、中0週で迎えた39戦目は、アラ系5歳以上C5（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾原強騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系5歳以上C4（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾原強騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコウシヤトルに1馬身の差をつけて8勝目を挙げた。

4月18日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系5歳以上C2（園田ダート1630m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾原強騎手（12戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のレデイーサヤカに2馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

5月16日、中3週で迎えた42戦目は、アラ系4歳以上B5 C1（園田ダート1630m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で尾原強騎手（13戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。