クールトップレディ（2008年生、母ミツワトップレディ）

クールトップレディ（2008年1月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「素敵な＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時10歳）と交配したミツワトップレディが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の一般C3三。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,300万円（2.6万×500口）で一口馬主が募集された。

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

12月11日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3歳（2011年）

2月12日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 小雪/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

4月17日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で平野優騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

10月1日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平野優騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月20日、中6週で迎えた5戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ヤマカツエイトに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

4歳（2012年）

1月10日、中2週で迎えた8戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月11日、中8週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた9戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったオーミハピネスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月3日、連闘で迎えた11戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラヴリーテンダーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月15日、中1週で迎えた12戦目は、宝達山開山祭特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、グッドフォーチュンに半馬身交わされて2着となった。

4月29日、中1週で迎えた13戦目は、山中漆器祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメイショウヘミングに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた14戦目は、ゆーりんピック特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（8戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた15戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のブライアンズメテオを3/4馬身振り切って2勝目を収める

6月12日、中2週で迎えた16戦目は、傾奇武者特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で葛山晃平騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったキープザブレイヴにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で葛山晃平騎手（11戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のウインドラブダンスをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。

7月17日、中2週で迎えた18戦目は、湊藤子退職記念杯（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で葛山晃平騎手（12戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で葛山晃平騎手（13戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で葛山晃平騎手（14戦3勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3三（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で葛山晃平騎手（15戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で葛山晃平騎手（16戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で葛山晃平騎手（17戦3勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3四（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で葛山晃平騎手（18戦3勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。