グラデュエート（1997年生、母フリーズザライフ）

グラデュエート（1997年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時12歳）と交配したフリーズザライフが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方15戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、富菜牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、主取によって円で落札された。

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月30日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

2月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

3月19日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、4着に入った。

4月23日、中2週で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサイキョウロマンを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下のたちばな賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

11月11日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた9戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（7戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

4歳（2001年）

1月5日、中2週で迎えた11戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（8戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（9戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた15戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のゲットウインキングに5馬身の差をつけて制した。

7月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーガストビューから1馬身差の2着に敗北した。

7月26日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリネントップレディから1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤスターに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月29日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた22戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた23戦目は、トータリゼータカップ（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2002年）

6月5日、約8か月の休み明けで迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマッキーブライトを3/4馬身振り切って久しぶりの一戦を制した。

6月18日、中1週で迎えた25戦目は、リフレッシュパーク市川特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた26戦目は、海と空に出会える島家島特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はスリップストリームと並んで2着同着となった。

8月1日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた28戦目は、福崎サルビア特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた29戦目は、玉垣光章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月14日、中6週で迎えた30戦目は、山本登志彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。