リネントップレディ（1997年生、母リネンエレガンス）

リネントップレディ（1997年6月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のモガンボ（当時14歳）と交配したリネンエレガンスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は富本茂喜。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦3勝2着2回。1999年のプラスミック賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

国沢利照厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（1999年）

6月30日、デビュー戦は谷川真生騎手を鞍上に据えて、3歳（姫路ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は416kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のイチライデルマーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月25日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月18日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのプラスミック賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマッキードリームに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のもちの木賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

4歳（2001年）

1月26日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から38kg戻して迎えた6戦目は、4歳C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグラデュエートに1馬身3/4の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

8月16日、中2週で迎えた8戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったツカサヒロインからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2002年）

4月18日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り最後はマッキールションと並んで6着同着となった。

5月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビッグワンキングを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。