イケノリュウ（2002年生、母プリンセスヘブン）

イケノリュウ（2002年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時25歳）と交配したプリンセスヘブンが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）畑端牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方37戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の福山サラブレッド初夢杯(2・3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畑端牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

10月24日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた2戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3歳（2005年）

1月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4月14日、中9週で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳F13（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた8戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた9戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳F13（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F11（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり最後はサンキョウランナーと並んで6着同着となった。

6月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

9月7日、中9週で迎えた12戦目は、3歳以上D1-2（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上D1-2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

10月5日、中1週で迎えた14戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月4日、中5週で迎えた16戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、福山サラブレッド初夢杯（福山ダート1250m 雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のカンタベリーハヤテに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月23日、中2週で迎えた17戦目は、2・3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた18戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた19戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、3・4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた21戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた22戦目は、高森良樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月14日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は高森良樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月3日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた25戦目は、かきつばた特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた27戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月6日、中4週で迎えた28戦目は、あさがお特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2007年）

2月12日、約6か月の休み明けで迎えた30戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2-11ロ（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた32戦目は、一般C2 11（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は高森良樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた34戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2-9ニ（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2-9ロ（福山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた42戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。