ニンジャ（2001年生、母アイガールビー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、田端牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

及川肇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2003年）

7月3日、デビュー戦は田中力騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は473kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るアタックヴェーラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったエーピーライデンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中力騎手（2戦1勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトミケンウイナーを上がり1位の末脚で半馬身差し切って2勝目を挙げた。

9月1日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のブリリアント特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中力騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエビスセンプーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

11月11日、中9週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中力騎手（4戦3勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のハイセイコー記念（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中力騎手（5戦3勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

12月23日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、2歳戦の若武者特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中力騎手（6戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のグリンセレブを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

3歳（2004年）

10月28日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた8戦目は、オクトーバー特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で田中力騎手（7戦4勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦のトパーズ特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で田中力騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた10戦目は、ラピスラズリ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中力騎手（9戦4勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。