ニシノミンクス（2017年生、母ニシノモンクス）

経歴

デビュー前

2歳（2019年）

6月29日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴァンドゥメールにクビ差届かず2着となった。

7月27日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダウラギリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた4戦目は、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。

3歳（2020年）

1月19日、中9週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

3月7日、中6週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月11日、中4週で迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月16日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着に入った。

8月22日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（7戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた10戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、最後はリアンフィーユと並んで4着同着となった。

9月19日、連闘で迎えた11戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のデルマクリスタルに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月23日、中8週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの東村山特別（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

4歳（2021年）

1月16日、中7週で迎えた13戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの頌春賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。

2021年1月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月26日、中9週で迎えた14戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、スノードロップ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた15戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、緑風賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた17戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、新緑賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた18戦目は、アレキサンドライト賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた19戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、「ウマきゅん」賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい14着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた20戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、カーネリアン賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた21戦目は、トゥインクルっていいな賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

2021年8月13日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。