トキノカチドキ（1987年生、母カガノカチドキ）

トキノカチドキ（1987年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時13歳）と交配したカガノカチドキが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山口繁春。戦績は、中央平地23戦1勝2着4回、地方13戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

10月8日、デビュー戦は岡潤一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

11月26日、中6週で迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

3歳（1990年）

1月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったグランドロケットに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

3月18日、中8週で迎えた6戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸びを見せたが、伸びてきたシロキタタフネス決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡潤一郎騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡潤一郎騎手（8戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、トップザットにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月7日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡潤一郎騎手（9戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したハナシエンカを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月22日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡潤一郎騎手（10戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホッカイギフトを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1991年）

3月31日、約8か月半の休み明けで迎えた14戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡潤一郎騎手（11戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた15戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（12戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月9日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（14戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（15戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた21戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

8月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月15日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（16戦1勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

5歳（1992年）

4月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた24戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた26戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた31戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下誠騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山下誠騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた33戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松田由之騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田由之騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で松田由之騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。