ピントゥハティ（2009年生、母シーサイドエンゼル）

ピントゥハティ（2009年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「心の扉（インドネシア語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時6歳）と交配したシーサイドエンゼルが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）加藤ステーブル。戦績は、地方44戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2013年の一般C3-3。

経歴

デビュー前

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

3歳（2012年）

8月12日、デビュー戦は宮川実騎手を鞍上に据えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。馬体重は497kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた2戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた4戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた5戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カーライルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた7戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、レイナデアブリルに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

11月4日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（7戦0勝）。6頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた10戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月21日、中3週で迎えた12戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦第1戦（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（9戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた15戦目は、高知競馬来場記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるように疾駆したが、サウレクィーンに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月19日、中1週で迎えた16戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた17戦目は、庄形和也特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（11戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシースアーヴに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月30日、連闘で迎えた18戦目は、祝来場手束真知子特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（12戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトラムブランカに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（14戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ビップパティエンスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月12日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（17戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた24戦目は、酔いどれキヨシ君特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宮川実騎手（18戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、夜さ恋手束真知子特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮川実騎手（19戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったカゼノマイヒメに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月21日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-4（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るメジャーデビューを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って3勝目を奪取した。

8月4日、中1週で迎えた27戦目は、足摺海底館特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（20戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた28戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、大月柏島大堂海岸特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（21戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るメッサーラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

9月15日、中1週で迎えた30戦目は、原石発掘計画始動特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（22戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では生来の負けじ魂を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた34戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（23戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、クレバーウイナーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（24戦3勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（25戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた37戦目は、与作街道（国道439号線）（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（26戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（27戦3勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

5歳（2014年）

1月12日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2-7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（28戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた40戦目は、室戸岬の灯台特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（29戦3勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宮川実騎手（30戦3勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宮川実騎手（31戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた43戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で宮川実騎手（32戦3勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた44戦目は、頑張れ高知競馬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で宮川実騎手（33戦3勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。