クリノワンチャンス（2008年生、母リープリート）

クリノワンチャンス（2008年2月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋一つのチャンス」。毛色は芦毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時11歳）と交配したリープリートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

2月19日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月16日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

6月3日、中6週で迎えた3戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のジョールーチェに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のロトマティーニに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月4日、中6週で迎えた7戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4歳（2012年）

1月21日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず18着に終わった。

3月17日、中7週で迎えた13戦目は、高嶋活士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた14戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた15戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 雨/重）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた16戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は高嶋活士騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

8月5日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高嶋活士騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。18着に終わった。

9月29日、中7週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。