セレベスクイーン（1988年生、母カズロック）

セレベスクイーン（1988年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスズカコバン（当時8歳）と交配したカズロックが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野木山博。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方21戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年のコスモス特別(C5-1)。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

7月15日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

3歳（1991年）

3月17日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、伸びてきたファンドリベルマン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月31日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松田幸春騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、4歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトマリックに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月1日、連闘で迎えた6戦目は、4歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリーアローに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月12日、中5週で迎えた7戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた8戦目は、コスモス特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今村賢治騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラドーサンに半馬身の差をつけて制した。

9月29日、中3週で迎えた9戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で今村賢治騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月8日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で今村賢治騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコマモリオーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月4日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のRKC杯（高知ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今村賢治騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったチュウオーベッカーからクビ差の2着となった。

12月8日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で今村賢治騎手（7戦4勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた13戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1992年）

1月26日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今村賢治騎手（8戦4勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（9戦4勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のノースヒーローをクビ差制して5勝目を挙げた。

3月15日、中2週で迎えた17戦目は、もくれん特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は今村賢治騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中6週で迎えた18戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラフブキから3馬身差の2着となった。

9月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は今村賢治騎手（11戦4勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月3日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月1日、中7週で迎えた21戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラツキーユニオンから2馬身半差の2着となった。

5歳（1993年）

1月2日、中4週で迎えた22戦目は、四宮幸志騎手を鞍上に迎えて、初夢特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は今村賢治騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた24戦目は、きさらぎ特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（14戦4勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月28日、中6週で迎えた25戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（15戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。