グリーンエンジェル（2019年生、母アウレオーラ）

Green Angel

2019.04.14

グリーンエンジェル（2019年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「緑の天使」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトランセンド（当時13歳）と交配したアウレオーラが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山野牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳C1二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中村忠彦によって726万円で落札された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月17日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

10月10日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、山野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中村忠彦によって726万円で落札された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2月19日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

3歳（2022年）

2月27日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

3月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月22日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

6月30日、中5週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヒナゲシをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったメイプルプリンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアーテルレクスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

11月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。