クロスオブドリーム（2018年生、母フレンチサマー）

クロスオブドリーム（2018年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「夢のクロス。本馬のインブリードに期待して」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時6歳）と交配したフレンチサマーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はグローリーファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C2三。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,700万円（9万×300口）で一口馬主が募集された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月17日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたコズミックマインド決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

1月30日、中1週で迎えた2戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

3月27日、中7週で迎えた3戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったサトノクリーチャーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

4月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

6月6日、中6週で迎えた5戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた6戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサイレントナイトに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、初氷賞（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

4歳（2022年）

8月19日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六ウ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた13戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月24日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1六七八イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月29日、中4週で迎えた15戦目は、馬い!男は善一ブラック記念（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

12月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、KEIRINグランプリ平塚競輪場で開催!（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るデルマローレライを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月19日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5歳（2023年）

4月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、フリージア特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた19戦目は、霞草賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた20戦目は、月見草特別（浦和ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた21戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、ウルド賞（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

7月17日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

8月14日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた24戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、サードニクス特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた25戦目は、桔梗特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

9月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、馬い!淡路うしろ農園玉ねぎ食べよう（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。