サンキョウハート（2000年生、母ロングエクシード）

経歴

デビュー前

1歳のとき、協栄組合から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、協栄組合から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、仲田三喜男によって367.5万円で落札された。

2歳（2002年）

11月19日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

12月12日、中2週で迎えた2戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1190m 晴/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ライトメイビアにハナ差交わされて2着に惜敗した。

12月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

3歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は川本裕達騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1390m 雨/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったドンバニヤンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のタカノドレスアップをハナ差振り切って初白星を挙げた。

4月22日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のスイートピー特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は川本裕達騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

5月31日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したミヤマルドルフを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のかすみそう特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は川本裕達騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月8日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、一般C1九十（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1十1112（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハネダティアラに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月25日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（8戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川本裕達騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

4歳（2004年）

3月1日、中8週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、一般C1五六（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（9戦1勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般C1七 C2三（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（10戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（11戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（12戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のワンリバーに1馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

5月22日、中4週で迎えた23戦目は、いるか座特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（13戦2勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた24戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はノブナガノヨウニと並んで1着同着となった。

6月30日、中1週で迎えた25戦目は、りゅう座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったノーモアウオーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月26日、中3週で迎えた26戦目は、潮騒特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたノブナガノヨウニ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

8月18日、中2週で迎えた27戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のカノープス賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた28戦目は、虎ノ門特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたハイフレンドテンポ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。