アルクス（2016年生、母ラルシュドール）

Arcus

2016.01.26

アルクス（2016年1月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「弓（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時10歳）と交配したラルシュドールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2018年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

11月4日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のグリッサードに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月8日、中4週で迎えた2戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3歳（2019年）

4月14日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝2000m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では出色の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月26日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2020年）

5月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝2400m 外回り 曇/良）に出走。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、伸びてきたレッドエンヴィー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月30日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したエレヴァルアスールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。