ヤマニンフィリア（2021年生、母ヤマニンラレーヌ）

ヤマニンフィリア（2021年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+友愛(古代ギリシャ語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のラブリーデイ（当時11歳）と交配したヤマニンラレーヌが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は錦岡牧場。主な勝ち鞍は2025年の4歳以上C3二。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月9日、デビュー戦は長岡禎仁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

4月24日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳戦の三室山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

5月31日、中4週で迎えた3戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳C1 C2（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C1 C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦のそよぐ恵みの風ゼファー記念（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

デビュー前

松平幸秀厩舎（兵庫）へ入厩。

7月12日、デビュー戦は山本咲希到騎手を鞍上に据えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月14日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本咲希到騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山本咲希到騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた9戦目は、デスマッチ王者神谷英慶賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本咲希到騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた10戦目は、オクトーバーダッシュ（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山本咲希到騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上C3二（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山本咲希到騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本咲希到騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた14戦目は、畦野ダッシュ（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（10戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C3二（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったムーランシャタンを半馬身捉え切れず2着となった。

4歳（2025年）

1月4日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したゲイジュツガクブを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

1月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、姫路競馬でドキドキ!（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（13戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた18戦目は、細江純子☆来場記念2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本咲希到騎手（14戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本咲希到騎手（15戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C3二（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山本咲希到騎手（16戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のペシュブロンシュを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月3日、中1週で迎えた21戦目は、稲富菜穂☆毎度おおきに記念（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本咲希到騎手（17戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた22戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（18戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリッチハンターを半馬身捉え切れず2着となった。

7月3日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（19戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（20戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（21戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

8月15日、中1週で迎えた28戦目は、声優が叫ぶパカやろう!賞（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本咲希到騎手（22戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた29戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、コスモス賞（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月6日、中3週で迎えた32戦目は、ありがとう☆イグナイターメモリアル（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた33戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、一日両決!ダブル開催記念（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。