スマイルジュピター（2017年生、母コートリーラッシュ）

Smile Jupiter

2017.03.26

スマイルジュピター（2017年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時12歳）と交配したコートリーラッシュが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は木村 秀則。主な勝ち鞍は2019年のアッパートライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パングロスから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、パングロスから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松野真一によって324万円で落札された。

渡瀬寛彰厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2019年）

7月3日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 曇/重）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドントルックバックに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月8日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエキサイターに詰め切れず、約16馬身差の2着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のエイユーキャッスルを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の兵庫若駒賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

3歳（2020年）

2月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひめじ広峰特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

2021年10月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。