エイユーキャッスル（2017年生、母ボーディシア）

経歴

デビュー前

1歳のとき、白瀬盛雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって486万円で落札された。

2歳（2019年）

8月14日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたキモングラス決め手に屈して半馬身差の2着となった。

8月22日、連闘で迎えた2戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったエムティミーナに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したスマイルジュピターに半馬身届かず2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったガミラスジャクソンに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパイロセーラに約10馬身の大差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月24日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた7戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディアタイザンに7馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月27日、中1週で迎えた8戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は田野豊三騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3歳（2020年）

2月6日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳ハンデ戦の兵庫オーナーズ賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のキモングラスに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

2月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず最後はトゥーナブロッサムと並んで9着同着となった。

2021年1月20日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。