エイワボールディ（2002年生、母セーラーオジョウ）

Eiwa Boldy

2002.03.23

エイワボールディ（2002年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時15歳）と交配したセーラーオジョウが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、地方14戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

柏木一夫厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2004年）

12月28日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は529kg。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

3歳（2005年）

3月10日、中9週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の闘志でゴールまで頑張り、3着に入った。

4月4日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、勝ったマルヒロゴールドにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサプライズルーブルを上がり3位の末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

7月10日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

5歳（2007年）

1月23日、約16か月半の休養明けで迎えた8戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るドウキノサクラを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って久しぶりの実戦を物にした。

3月27日、中8週で迎えた9戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダイタクカラットを3/4馬身振り切って優勝

4月18日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3五六七（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクリノダッシュに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月11日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（7戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた13戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（9戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったオーイノヒノマルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6歳（2008年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg戻して迎えた14戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で柏木健宏騎手（10戦3勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。