ドウキノサクラ（2002年生、母ミール）
Dokino Sakura
2002.05.15
ドウキノサクラ（2002年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャーロック（当時10歳）と交配したミールが18歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田 和男。戦績は、地方41戦10勝2着7回。主な勝ち鞍は2007年のもみの木特別(一般C3一)。
経歴
デビュー前
井上弘之厩舎（大井）へ入厩。
3歳（2005年）
11月4日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は521kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。
11月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず12着に敗れた。
12月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて突き抜け、最後は2着のサヴァに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
4歳（2006年）
7月31日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。
8月14日、中1週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3-11 12（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のドリームアローに1馬身の差をつけて制した。
9月15日、中4週で迎えた6戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。
10月5日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
10月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。
11月6日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3五（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。
11月28日、中2週で迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るガブリエルチャーシを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。
12月30日、中4週で迎えた11戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。
5歳（2007年）
1月23日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、エイワボールディにクビ差交わされて2着に惜敗した。
2月20日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3四五六（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたリワードプランナー決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。
3月14日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったアップシーイモンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
3月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
4月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3五六七（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（9戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、アクティエンペラーにハナ差交わされて2着に甘んじた。
5月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（10戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。
5月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（11戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。
6月7日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた19戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（12戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。
11月5日、約5か月の休み明けで迎えた20戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で内田博幸騎手（13戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマルカンダッシューに2馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。
11月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で内田博幸騎手（14戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンリコッシェに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月20日、中3週で迎えた22戦目は、もみの木特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で内田博幸騎手（15戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトウカイラジカルに2馬身の差をつけて制した。
6歳（2008年）
1月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で内田博幸騎手（16戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、サムライショウグンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
2月1日、中3週で迎えた24戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニイタカライズに2馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。
2月6日、連闘で迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
2月28日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2九十11（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。
6月20日、約4か月の休養明けで迎えた27戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、ヌードゥフランスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
7月16日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
8月8日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のウィンザデイに4馬身の差をつけて8勝目をマークした。
8月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のトーホウクノイチをクビ差振り切って勝利をモノにする
9月9日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のラッキースマイルに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。
9月30日、中2週で迎えた32戦目は、長谷特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた33戦目は、知床岬賞（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
11月3日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1六七（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（7戦3勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、コアレスガバナーに交わされて6馬身差の2着となった。
12月16日、中5週で迎えた35戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で坂井英光騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。
7歳（2009年）
1月3日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂井英光騎手（9戦3勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。
6月16日、約5か月半の休養明けで迎えた37戦目は、一般C2十11（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で坂井英光騎手（10戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。
7月16日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。
8月21日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。
9月6日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。