ヌードゥフランス（2003年生、母カシュウレッド）
Nude France
2003.05.10
ヌードゥフランス（2003年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシアリダー（当時13歳）と交配したカシュウレッドが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は吉田 浩三。戦績は、地方30戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2九十。
経歴
デビュー前
高月由次厩舎（川崎）へ入厩。
3歳（2006年）
7月21日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
8月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラブファミリーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。
9月29日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハルクホースに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
11月2日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の神奈川県馬事畜産振興協議会賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。
11月21日、中2週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
4歳（2007年）
5月18日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C2-13 14 15（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
6月13日、中3週で迎えた8戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、4着に終わった。
7月6日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚を見せたが、伸びてきたアイドルマドンナ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
9月14日、中9週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の一般C2五 C3一（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブライダルバードを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
10月17日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。
11月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。
12月5日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。
12月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。
5歳（2008年）
4月16日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったリリーベルにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
5月8日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3二ウ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサイレンスアモールに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月23日、中1週で迎えた17戦目は、ファインワイン賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
6月20日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドウキノサクラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月19日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた19戦目は、一般C2-12 13（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。
6歳（2009年）
1月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るガッサンハートを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。
1月30日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。
3月30日、中7週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた22戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のレインハートに2馬身の差をつけて7勝目をマークした。
7歳（2010年）
1月1日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から23kg戻して迎えた23戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。
1月25日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3十十一（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
5月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、一般C3十十一（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（12戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したハッピーマニアにクビ差届かず2着に甘んじた。
6月14日、中4週で迎えた27戦目は、一般C3十十一（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で的場文男騎手（13戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったワガンアイゴにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
7月5日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、一般C3十三14十五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場文男騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。
11月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた29戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。
12月13日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた30戦目は、一般C3五（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（15戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。