リリーベル（2003年生、母ラフィーネベル）
Lily Belle
2003.04.14
リリーベル（2003年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワレンダー（当時13歳）と交配したラフィーネベルが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、地方39戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。
経歴
デビュー前
香取和孝厩舎（大井）へ入厩。
3歳（2006年）
6月30日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は467kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず3着に敗れた。
7月13日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。
8月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したイガノソレイケを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
8月30日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチャームマーカーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
9月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。
10月4日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったイガノソレイケをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。
10月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のビックアランに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
11月5日、中2週で迎えた8戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。
4歳（2007年）
7月13日、約8か月半の休み明けで迎えた9戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十11（大井ダート1500m 内回り 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。
7月31日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。
8月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
9月21日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（9戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。
10月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、ブラッシングダイヤに半馬身交わされて2着となった。
10月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1500m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（11戦2勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。
11月29日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（12戦2勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。
5歳（2008年）
1月4日、中4週で迎えた16戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。
1月31日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
2月28日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（14戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
3月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3三四（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（15戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。
4月16日、中3週で迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヌードゥフランスに2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
5月9日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ローリングソバットに交わされて2馬身半差の2着となった。
5月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2十1112（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
6月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-14 15（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。
6月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。
8月7日、中6週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた25戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は前住和寿騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。
8月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。
9月9日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3一（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前住和寿騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前住和寿騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。
10月2日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で前住和寿騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルモントオリッサを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って優勝
10月17日、中1週で迎えた30戦目は、積丹岬賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で前住和寿騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。
11月7日、中2週で迎えた31戦目は、川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で前住和寿騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。
12月19日、中5週で迎えた32戦目は、一般C2-12 13（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で前住和寿騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。
6歳（2009年）
1月3日、中1週で迎えた33戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。
1月29日、中3週で迎えた34戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は前住和寿騎手（9戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したドキュンを差し切れず、2馬身半差の2着となった。
2月27日、中3週で迎えた35戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1600m 雪/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。
3月30日、中3週で迎えた36戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。
4月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3九十11（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。
5月6日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。