エイシングランジャ（1983年生、母ネバアーライト）

エイシングランジャ（1983年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時10歳）と交配したネバアーライトが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田農場。戦績は、中央平地19戦1勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

1月7日、デビュー戦は4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。鞍上は丸山勝秀騎手。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

1月15日、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月25日、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は湯窪幸雄騎手。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るウォーターストームを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

2月15日、4歳400万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月1日、4歳400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月22日、4歳400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は湯窪幸雄騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

4月6日、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で湯窪幸雄騎手。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

4月20日、4歳400万下（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で湯窪幸雄騎手。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

9月21日、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で湯窪幸雄騎手。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月4日、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

10月25日、4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月8日、4歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月23日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入った。

12月7日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

12月21日、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4歳（1987年）

1月11日、5歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

1月25日、5歳以上400万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6月7日、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

6月20日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月20日、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹内昭利騎手。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月25日、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内昭利騎手。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月4日、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内昭利騎手。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月21日、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宗石大騎手。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。