ウォーターストーム（1983年生、母ハツシオ）

ウォーターストーム（1983年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフレアリングダンサー（当時11歳）と交配したハツシオが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荻野牧場。戦績は、中央平地42戦5勝2着7回。1986年のマーガレットステークス(オープンハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

12月8日、14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月21日、15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（1986年）

1月12日、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

1月25日、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田島裕和騎手。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、エイシングランジャに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月15日、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したロングツバメに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月1日、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。17頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のオンワードボーイを半馬身振り切ってトップでゴールへと飛び込んだ。

3月22日、4歳400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は北川和典騎手。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

4月6日、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は福有稔騎手。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

4月29日、4歳400万下（京都ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田島裕和騎手。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

5月10日、4歳400万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のインターサクシードを半馬身振り切って勝利を物にした。

5月25日、3歳ハンデ戦でオープンのマーガレットステークス（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は山田和広騎手。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着を確保した。

4歳（1987年）

2月15日、5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

3月15日、5歳以上900万下の鈴鹿特別（中京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は武豊騎手。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

3月29日、ハンデ戦で5歳以上900万下の中京スポーツ杯（中京芝1800m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田島裕和騎手。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のステックボーイに3馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。

4月12日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

9月13日、4歳以上900万下（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

9月27日、4歳以上900万下の甲東特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

11月1日、4歳以上900万下の壬生特別（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は小島貞博騎手。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

11月29日、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は猿橋重利騎手。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

12月19日、4歳以上900万下のクリスマスキャロルステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のスイートセシールに3馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

5歳（1988年）

3月6日、5歳以上900万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のゲイリーレットをハナ差振り切ってトップでゴールを走り抜けた。

3月20日、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて15着に終わった。

4月2日、ハンデ戦で5歳以上1400万下のなにわステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、タニノシーエスにクビ差交わされて2着となった。

5月14日、5歳以上1400万下の朱雀特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島裕和騎手。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

5月28日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の摩耶ステークス（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で田島裕和騎手。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

6月18日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の桶狭間特別（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田島裕和騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月10日、4歳以上1400万下のポートアイランドステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で田島裕和騎手。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

12月17日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の逆瀬川ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田島裕和騎手。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

6歳（1989年）

3月11日、5歳以上1400万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田所秀孝騎手。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、メモリーバイスに3/4馬身交わされて2着となった。

4月1日、ハンデ戦で5歳以上1400万下のなにわステークス（阪神芝2000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

4月23日、5歳以上1400万下の栗東ステークス（京都芝2000m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は芹沢純一騎手。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月20日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の摩耶ステークス（阪神芝2000m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

6月17日、5歳以上1400万下のテレビ愛知賞（中京芝1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

7月1日、ハンデ戦で5歳以上1400万下のジュライステークス（中京芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

7月30日、4歳以上1400万下のやまなみステークス（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田島裕和騎手。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたヒデドラゴン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

8月27日、ハンデ戦で4歳以上1400万下のシーサイドステークス（函館芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田所秀孝騎手。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7歳（1990年）

4月22日、メルボルントロフィー（京都芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着を確保した。

5月19日、ハンデ戦の垂水ステークス（阪神芝1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ルイテイトに交わされて5馬身差の2着となった。

7月7日、ジュライステークス（中京芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったルイテイトにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

7月29日、やまなみステークス（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月2日、ハンデ戦でオープンの青函ステークス（函館芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田所秀孝騎手。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

8歳（1991年）

3月2日、鈴鹿ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。