コスモダンケシェン（2009年生、母オールウェイズグッドサンクス）

コスモダンケシェン（2009年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ありがとう（独）。感謝の気持ちをいつも大切にしたい」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時14歳）と交配したオールウェイズグッドサンクスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中脇満。戦績は、中央平地8戦0勝、地方13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年のオニキス賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中脇満から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって367.5万円で落札された。

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

9月10日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

10月23日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた4戦目は、F.ベリー騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

12月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3歳（2012年）

3月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6月14日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月14日、中8週で迎えた10戦目は、3歳戦のオニキス賞（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のドラゴンネストに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月22日、中9週で迎えた11戦目は、プロキオン賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったモエレリレハンメルにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、トパーズスター賞（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミラーコロに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた13戦目は、マルチサドル特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、フェイスフルブーツ特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

4歳（2013年）

7月23日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた15戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ルビースター賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着を確保した。

8月28日、中4週で迎えた16戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、数河特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた17戦目は、ファビィサドル特別（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月8日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた18戦目は、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた19戦目は、プロキオン賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた20戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

12月10日、中3週で迎えた21戦目は、マルチウイン特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。