プルメリアアスク（2011年生、母トレノトマト）

プルメリアアスク（2011年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ハワイでレイに使用される花名＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時12歳）と交配したトレノトマトが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方32戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2015年の一般C6。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

10月6日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた2戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2014年）

1月25日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

3月1日、中4週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、6着を確保した。

3月22日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

6月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり最後はトウカイメールと並んで7着同着となった。

7月20日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

8月24日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月24日、中8週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた9戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた10戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったホワイトスネークに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

12月19日、中3週で迎えた11戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4歳（2015年）

1月13日、中3週で迎えた12戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のルミノアルマースを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月11日、中3週で迎えた13戦目は、奥田夫妻結婚1周年記念～絆～（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったメデューサノヒトミに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原良一騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で藤原良一騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヴァースに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中3週で迎えた17戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、深津英人とあいかわらずなボクら（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤原良一騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（9戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマヤステファニーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた21戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、マイアミムーンに交わされて1馬身差の2着となった。

6月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（13戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモスティキンに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月16日、連闘で迎えた24戦目は、イワカガミ特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原良一騎手（14戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

8月19日、中4週で迎えた25戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤原良一騎手（15戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマヤステファニーに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

8月27日、連闘で迎えた26戦目は、タチアザミ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で藤原良一騎手（16戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入った。

9月9日、中1週で迎えた27戦目は、ゴマナ特別（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で藤原良一騎手（17戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた28戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で藤原良一騎手（18戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で藤原良一騎手（19戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のキクノユニゾンに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月23日、中1週で迎えた30戦目は、浜菊特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で藤原良一騎手（20戦4勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で藤原良一騎手（21戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のゴールデンステッキに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月20日、中1週で迎えた32戦目は、よもぎ菊特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で藤原良一騎手（22戦5勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた33戦目は、名古屋けいば応援記念（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で藤原良一騎手（23戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったトーホウローツェに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月11日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で藤原良一騎手（24戦5勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた35戦目は、牝馬限定戦のホーリー特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で藤原良一騎手（25戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5歳（2016年）

1月4日、中0週で迎えた36戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で藤原良一騎手（26戦5勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で藤原良一騎手（27戦5勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた38戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で藤原良一騎手（28戦5勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で藤原良一騎手（29戦5勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた40戦目は、副業退職記念だよ!光高さん（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で藤原良一騎手（30戦5勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。