トーホウローツェ（2011年生、母トーホウパール）

トーホウローツェ（2011年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋山の名前」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時17歳）と交配したトーホウパールが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、中央平地4戦0勝、地方39戦5勝2着10回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

3月16日、デビュー戦は岡田祥嗣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

4月13日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の能登見附島賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

7月25日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったチタノティアラに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシアワセノキセキに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったチタノティアラに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイケイハリケーンに6馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた14戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた15戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた16戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

4歳（2015年）

1月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で八木直也騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、スリーキーパーにアタマ差交わされて2着となった。

1月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で八木直也騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で八木直也騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた20戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダディーズギフトに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は八木直也騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（6戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したワイルドハートにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月31日、中2週で迎えた23戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

4月9日、連闘で迎えた24戦目は、還暦祝なやちゃん賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は八木直也騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた26戦目は、紀平洋子誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で八木直也騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で八木直也騎手（10戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のニコマルに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月12日、連闘で迎えた29戦目は、あやめ特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で八木直也騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた30戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月17日、連闘で迎えた31戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は八木直也騎手（12戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、オグリヒーローに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月21日、中4週で迎えた32戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月28日、連闘で迎えた33戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナムラセキトバに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったテイエムレオネッサに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月30日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、アスターカウンティに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月9日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったジェットソングにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた37戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた38戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、西本健さん60歳おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで崩れずに走り抜いたが、ノゾミセンプーに交わされて3馬身差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた40戦目は、名古屋けいば応援記念（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のプルメリアアスクに3馬身の差をつけて5勝目を手にした。

12月25日、中2週で迎えた41戦目は、牝馬限定戦の金シャチプリンセス（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

5歳（2016年）

1月4日、中0週で迎えた42戦目は、16日から開催!第1回中京競馬（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた43戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。