ナムラセイウン（1985年生、母ヨシカツチドリ）
Namura Seiun
1985.04.16
ナムラセイウン（1985年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシンギングビード（当時16歳）と交配したヨシカツチドリが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）諏訪牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1987年）
12月6日、デビュー戦は上野清章騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。
12月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。
3歳（1988年）
1月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入った。
2月13日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で上野清章騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ストロングフォモサにハナ差交わされて2着に惜敗した。
3月13日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で上野清章騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のタイシコウに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
4月2日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下のれんげ賞（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で上野清章騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。
4月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で上野清章騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。
5月8日、中2週で迎えた8戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（京都芝1600m 外回り 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
5月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳400万下（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は上野清章騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に終わった。
12月27日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた10戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
4歳（1989年）
1月26日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月23日、中3週で迎えた12戦目は、渡子勝騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。