コウズシャイン（2009年生、母ルスナイクノイチ）

コウズシャイン（2009年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名より＋輝き」。毛色は鹿毛。種牡馬のルールオブロー（当時8歳）と交配したルスナイクノイチが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高松牧場。戦績は、中央平地24戦1勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、イズモリファームから「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、イズモリファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山本功士によって383.25万円で落札された。

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

11月20日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

3歳（2012年）

1月9日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

2月19日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で二本柳壮騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で二本柳壮騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

4月29日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で二本柳壮騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で二本柳壮騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で二本柳壮騎手（7戦0勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のショウナンカーメルに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月15日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で二本柳壮騎手（8戦1勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

11月11日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

12月8日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（9戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

4歳（2013年）

1月5日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（10戦1勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた13戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた14戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（11戦1勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（12戦1勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（13戦1勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

6月8日、中7週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で二本柳壮騎手（14戦1勝）。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

8月4日、中7週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で二本柳壮騎手（15戦1勝）。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚が残っておらず17着に終わった。

8月25日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた20戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で二本柳壮騎手（16戦1勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

11月2日、中9週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で二本柳壮騎手（17戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた22戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた23戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

5歳（2014年）

1月6日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（18戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から30kg増やして迎えた25戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で買いま賞（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた26戦目は、おおぐま座レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた27戦目は、イチリンソウレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2一（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシャークに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月17日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた29戦目は、JBCイヤーイソトマレース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた30戦目は、奥州音の祭典レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のイマジンジョンに2馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた31戦目は、ねむの木賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。