ハマギク（2012年生、母アンリーチャブルスター）

ハマギク（2012年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「浜菊。花言葉『逆境に立ち向かう』」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のLawman（当時8歳）と交配したアンリーチャブルスターが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

5歳のとき、下河辺牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、JamesButlerBloodstockによって108万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

9月6日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

3歳（2015年）

1月25日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

6月6日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着を確保した。

6月27日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、トラストルシファーに3/4馬身交わされて2着となった。

7月19日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

8月22日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月19日、中7週で迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2十（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、一般B2十（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた9戦目は、楽天競馬賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた10戦目は、奥州衣川・黒滝温泉賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた11戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、ディセンバーカップ（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。