コアレスホーム（2000年生、母メローブライティア）

コアレスホーム（2000年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエブロス（当時14歳）と交配したメローブライティアが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はコアレススタッド。戦績は、地方8戦7勝。主な勝ち鞍は2004年の花まつり特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

井手正則厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

10月6日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は481kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のベルモントポラリスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトップデハッピを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

12月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドゥオーモに9馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4歳（2004年）

1月16日、中4週で迎えた4戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシークレットロマンに4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

2月6日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2一ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリュウノーザンに1馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

3月22日、中5週で迎えた6戦目は、一般C2一ア（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月13日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、花まつり特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハセノキセキに1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

5月11日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた8戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のトガミイチヒメに4馬身の差をつけて7勝目を奪取した。