マイネルアルファー（2017年生、母マイネアルナイル）

マイネルアルファー（2017年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋つる座α星より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時13歳）と交配したマイネアルナイルが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,600万円（26万×100口）で一口馬主が募集された。

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月27日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

3歳（2020年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

2月14日、中5週で馬体重を前走から31kg増やして迎えた6戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラマホーホに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンシーバスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のネモフィラブルーに1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

3月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた10戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアップコマンダーに3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月1日、連闘で迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の皐月ドリーム戦（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったタイムオブザーバーを3/4馬身捉え切れず2着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた12戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカルガモ特別（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったメモリーソウルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月24日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、ジングルベル賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

4歳（2021年）

1月3日、中0週で迎えた15戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた16戦目は、新春中京競馬!ただいま開催中（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るソーファインを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って制した。

2月8日、中0週で迎えた17戦目は、こいぬ座特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた18戦目は、港北公園賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ファスタザウインドに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシンボリジョークに1馬身半の差をつけて優勝

4月19日、中3週で迎えた20戦目は、うしかい座特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。