アイティブライアン（1999年生、母ワイルドトツプ）

アイティブライアン（1999年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時5歳）と交配したワイルドトツプが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方6戦2勝2着2回。2001年の登別スパランド特別に勝利した他、2001年の新冠軽種馬生産振興会特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

6月6日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったボタンフジから1馬身半差の2着となった。

6月14日、連闘で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーアイランドに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、中3週で迎えた3戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのふかがわワイン特別（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの登別スパランド特別（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアサティスダイオーをハナ差制して2勝目を奪取した。

9月19日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンの新冠軽種馬生産振興会特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエンペラータイムから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中5週で迎えた6戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1800m 雨/良）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2002年）

1月5日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。