ライラチェック（1993年生、母ブランクチェック）

ライラチェック（1993年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のライラリツジ（当時12歳）と交配したブランクチェックが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は馬道繁樹。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

10月8日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

3歳（1996年）

1月27日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

4月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

6月30日、中9週で迎えた4戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝2000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい最後はキオイエンジェルと並んで8着同着となった。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

7月20日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた7戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

8月31日、中4週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菅谷正巳騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

4歳（1997年）

2月15日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（6戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4月6日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 雨）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた14戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーコインから3/4馬身差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は中竹和也騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1998年）

5月17日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた18戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカラテチョップから5馬身差の2着となった。

6歳（1999年）

1月30日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた20戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のショウブシに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月13日、中1週で迎えた21戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。