ハネダキャノン（2001年生、母アイドルダンサー）

Haneda Cannon

2001.05.31

ハネダキャノン（2001年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時15歳）と交配したアイドルダンサーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は飯原牧場。戦績は、地方8戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年のあじさい特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飯原牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、鈴優商事によって525万円で落札された。

高岩孝敏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2003年）

7月7日、デビュー戦は川本裕達騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は463kg。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったシャコーイメージに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月6日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロワヴァンに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2004年）

2月12日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、バニヤンローレルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月16日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のフリーダムダンサーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月21日、中4週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（4戦2勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

5月22日、中3週で迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブラックオペラに2馬身半の差をつけて3勝目を収める

6月25日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るカツサカイを3/4馬身差し切って4勝目をゲットした。

8月4日、中5週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。