サンボルドー（2013年生、母トシキセキ）

サンボルドー（2013年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「太陽＋フランスの都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソナルラッシュ（当時12歳）と交配したトシキセキが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方15戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2十六。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦河小林牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月28日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

4月24日、中7週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

7月2日、中9週で迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

8月16日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、シンキングカミユにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月27日、中1週で迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソロモンノユビワに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、希望郷いわて国体開催記念一関市賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

11月5日、中5週で迎えた8戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ノーブルパンドラに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

4歳（2017年）

1月2日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4月9日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高橋悠里騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた17戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、盛岡石割桜賞（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた18戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。