マツノハゴロモ（1995年生、母ショウフウモーガン）

マツノハゴロモ（1995年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマジツクミラー（当時13歳）と交配したショウフウモーガンが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上雅規。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、地方12戦1勝2着2回。2000年のサファイアオープン(一般A)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石川誠厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1997年）

10月13日、デビュー戦は半杭議騎手を鞍上に据えて、馬体重は498kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒノデアトムオーから2馬身差の2着となった。

10月31日、中2週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で半杭議騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で半杭議騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で半杭議騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のリッチモンドパアーをクビ差制して初勝利を挙げた。

3歳（1998年）

1月18日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月17日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったランドエースに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリキアイタイヨーを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って2勝目をゲットした。

9月15日、中5週で迎えた13戦目は、MRO金賞（金沢ダート2100m 雨/重）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の愛宕特別（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4歳（1999年）

5月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、5歳以上900万下の祇園特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（7戦1勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

5月15日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（8戦1勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の天白川特別（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（9戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（10戦1勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（11戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

5歳（2000年）

2月5日、約6か月半の休養明けで迎えた21戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（12戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雪/良）に出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（13戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた24戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

7月20日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、ねむの木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた26戦目は、百日紅特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた27戦目は、サードニクスオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた28戦目は、サファイアオープン（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイブリッジからクビ差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた29戦目は、トルマリンオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた30戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、クリスマス特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。