ベストオンアース（2016年生、母ベストブート）

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、恵比寿興業那須野牧場によって1,404万円で落札された。

2歳（2018年）

7月22日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

9月17日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月8日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたチェリーレッド決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ウインレフィナードにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

12月22日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大野拓弥騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

3歳（2019年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は7戦連続で大野拓弥騎手（6戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

4月28日、中5週で迎えた8戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

8月24日、中9週で迎えた12戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。