ホクセイスワロー（1988年生、母マロンプレス）

ホクセイスワロー（1988年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスイフトスワロー（当時11歳）と交配したマロンプレスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は松崎弘幸。戦績は、中央平地13戦1勝、地方16戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

3月23日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュウセレーネを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月13日、中2週で迎えた2戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月5日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は須貝尚介騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月14日、中5週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の英彦山特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は須貝尚介騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

8月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

8月24日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4歳（1992年）

2月9日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月7日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月28日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下の乗鞍特別（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（9戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（1993年）

2月9日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた14戦目は、牧義成騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた15戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で牧義成騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた16戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧義成騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスジーラッシュから5馬身差の2着となった。

3月30日、中1週で迎えた17戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧義成騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた18戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧義成騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた19戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で牧義成騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた20戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で牧義成騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた21戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で牧義成騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月15日、中1週で迎えた22戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で牧義成騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた23戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で牧義成騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた24戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で牧義成騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月23日、中4週で迎えた25戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で牧義成騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で牧義成騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた27戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で牧義成騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた28戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で牧義成騎手（14戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1994年）

7月2日、約6か月半の休養明けで迎えた29戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で牧義成騎手（15戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。